Contents
試験合格までの心構え
これまで、資格取得の目的から学習方法に至るまで色々とお話してきましたが、少しはお役に立てたでしょうか?
ここでは、どのような心構えで受験に臨むかをお話したいと思います。
学生時代の受験勉強は如何でしたか?
「すごく頑張った!」と言う人もいれば、「取り敢えず入れそうなところに入ったから、そんなに大変じゃなかった」と言う人もいる事でしょう。
この差は、モチベーションの高低によるものです。
「将来、この職に就きたい」と熱望して受験する人もいれば、「とりあえず大卒のほうがいいかな」という考えで受験する人もいるでしょう。
このモチベーションの差は、あらゆるところで現れます。
就職活動でも仕事にしても、モチベーションの高い人は、そのことに対する努力を惜しまず、達成した時の充実感を得ることができます。
資格受験においても同様のことが言えるのです。数年後の自分を見つめ、「こうありたい自分」というものを見つけた人ほど目標が定まり、その目標に向かって努力できるのです。
「取り敢えず手に職」と考えていると、何をしていいのかも分からないまま、時間と労力の無駄遣いをしてしまうものです。
あなたは、間違ったスタートラインに立っていませんか?
資格取得に向けて、もう一度その資格は本当に必要な資格なのか、将来「なりたい自分」に近づけるのかを考えてみるといいでしょう。
気持ちを切り替えよう
人は、「受験」と聞くとストイックなイメージを描きがちです。確かに楽なものではありません。
ですが学生時代と違い、あなたは「社会はどういうものか」を経験しています。その上で勉強を始めるという事は、自分にとって本当に必要なものを手に入れようとしているのです。
夢に向かって一歩踏み出したのですから、ポジティブ思考で受験生活を乗り越えましょう。
受験生活の中でクリア項目を作り、その項目を達成したら、頑張った自分にご褒美をしましょう。
「この問題集をクリアしたら映画でも観よう」「仲良しのスクール仲間みんなが模擬試験の結果が良かったらお祝いしよう」など、たまには息抜きするのも大切です。
疲れた時のチョコレートがおいしいと感じるように、3時間くらい映画を観たり食事をしても、受験勉強にはマイナスにはなりません。
但し、何本も映画を観たり何時間もだらだらと食事をして、ご褒美をあげすぎてはいけません。
ここで大切なのは気持ちの切り替えなのです。ONとOFFの切り替え方法が身に付けば、メリハリのある生活が心地よく感じるはずです。
この受験生活で身についた「ON/OFF切替法」は、将来において、きっとあなたの役に立つ事でしょう。
当サイトをご覧になって、これまでの人生、これからの人生を、あなたはどのように考えるでしょうか?
資格は合格した時点で満足してしまいがちな、あなたの武器です。ですが、どのような強力な武器でも使い方を間違えると何の役にも立ちません。
あくまで資格取得は、あなたの夢の実現の通過点に過ぎないのです。
あなたが、将来「なりたい自分」は見つかりましたか?見つかったら、後はその目標に向かって前進あるのみです。