マイクロソフト オフィス スペシャリストとは?
就職活動をしていると、採用条件の欄に「ワード、エクセルの操作ができること」を書かれてあるのをよく目にしませんか?
ですが、面接時に、どのようにアピールするのでしょうか?「ワード、エクセルは操作できますか?」の問いに、「できます」では十分なアピールとは言えません。
このような場合にも、あなたの持つ知識や能力を認定してくれる資格があるといいなと思いませんか?
「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」とは、オフィス製品を利用、要求された作業が確実に行えるか判定し、合格者に与える認定資格です。
2020年2月現在で累計受験者数は440万人を超えています。それだけ、社内においてPCスキルの重要度が増してきているのでしょう。
マイクロソフト オフィス スペシャリストは、各ソフトごと、バージョンごとに認定試験を実施します。
つまり、ワードの認定試験は合格してもエクセルの技能の証明にはならないし、ワード2013の認定証は持っていても、ワード2016の認定はされていないのです。
つまり、続々とバージョンアップされるソフトの新しい機能の追加や改良に対応できる能力を身につけていかなければならないのです。
ですが、合格者には世界共通の認定証が発行され、あなたの能力は世界的視野で評価される事でしょう。
マイクロソフト オフィス スペシャリストの将来性
社内のOA化は、ますます進んでいきます。パソコンソフトも新しいバージョンになると、便利な機能が揃っていても上手く使いこなせなかったりします。
このような場合に対応できると、仕事の能率も上がり業務の短縮化ができます。
十分なパソコンスキルを身につける事によって、あなたの能力アップに繋がり評価も上がることでしょう。また、就職時、転職時のアピール力も非常に大きいでしょう。
おすすめ勉強方法
試験対策教材で学習したり、スクールで受験対策をする方が大半を占めているようです。
普段からパソコン操作になれているのであれば、試験対策教材を利用するなどして独学でもいいでしょう。
「パソコンの操作は慣れていない」「初心者なので、基本からしっかりマスターしたい」などと考えていらっしゃる方は、スクールなどで基礎からしっかり学習すると良いでしょう。
この資格をより生かすには
スペシャリストに合格したら、エキスパートを目指してレベルアップを目標とするのも良いでしょう。
また、同じバージョンで必須3科目+選択1科目に合格し申請すると、「Microsoft Office Master」の認定を取得できます。
インストラクターなどを目指す方は、「マイクロソフト オフィシャルトレーナー」を目指すのも良いでしょう。
事務系に就職希望であれば、「簿記2級」なども取得すると、就職時に幅が広がり優遇されるでしょう。
PCスキルを生かして就職したいのであれば「CAD利用技術者」などの勉強に取り組んでみてはいかがでしょうか。