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CADオペレーターなら、CAD利用技術者の資格を目指そう!【民間資格】

CAD利用技術者とは? 【民間資格】

CAD(キャド)とは、「Computer Aided Designsystem」の略で、建築・土木・機械・電気等の設計図面をパソコンで作成する作業をいい、その作業する人をCADオペレーターといいます。

CADの普及によって、これまでは手作業で行っていた図面の作成をCADソフトで短時間に作業が進むようになりました。

保管もデータとして残すため、必要なときにプロッター(大型プリンター)やプリンターで印刷ができるので保管も容易になります。

この最近で急速に普及が進んできたので、設計士や技術士の中でもCADソフトを十分に使いこなせない人がいるのが現状です。

女性に人気の高い資格ではありますが、設計士・技術士を目指す人にも欠かせない技術の一つと考えられます。

CAD利用技術者試験とは、CADオペレーターの知識・技術を認定する試験で、合格者は「CAD利用技術者1級」「CAD利用技術者2級」の称号が与えられます。

就職や転職、また派遣社員としての登録を目指すのならば1級の取得が望ましいですが、2級でも実務経験が長ければ十分通用するでしょう。

CADソフトは企業によって使っているソフトが異なるので、基本的な知識と技術を身につけ、応用することができるようにしましょう。

CAD利用技術者の将来性

この10年ほどでPCの普及に伴い、CADソフトの導入も進み、図面のCADデータで取り扱うことがメインになりました。

また、公共工事発注が電子納品化になるにつれ今後ますますCADオペレーターの需要は高まるでしょう。

CADオペレーターは正社員はもとより、派遣社員としての募集も多く、資格保持者は優遇されます。1級取得者になると給与に関しても資格手当てなどがつくでしょう。

おすすめ勉強方法

既に設計会社等に勤務していたり、身近にCADを操作できる人がいる環境ならば独学でも資格取得可能ですが、操作は自己流になりがちになります。

全くの未経験者、資格を取得して就職や転職を希望している場合は、知識や基本操作・応用操作などを指導してくれるスクールに通学した方が良いでしょう。

この資格をより生かすには

全くの初心者であれば、「CAD利用技術者基礎試験」から受験してみると良いでしょう。

この試験では、CADのみではなく、コンピューターやネットワーク知識から学ぶので先々役に立ちます。

機械や製造系に強い「3CAD利用者技術試験」もあります。かなり高度な知識と技術が必要ですがキャリアアップに繋がるでしょう。

また、CADオペレーターには製図のみでなく、エクセル・ワードなどの業務も関わりがあるので、これらにも精通しておく必要があります。「マイクロソフトオフィススペシャリスト」などを取得するのも良いでしょう。

  • この記事を書いた人

すばる

多様化していく社会の中、専門分野の細分化においてスペシャリストの育成の重要性を感じる。資格とは取得後どのようにそれを活用するのかが重要だと考え、資格とるネットを開設しました。

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